
それはラッパーYGの『FDT』(Fuck Donald Trump)であった。「くたばれ、ドナルド・トランプ」「ドナルド・トランプなんてクソ食らえ!」と連呼する同曲のビートに合わせて瞑想するクリッシーと、トランプ大統領敗北の喜びを体を使って表現するジョンの動画は現在970万回超の再生回数を記録中で、1000万回に届くのも時間の問題といったところだろう。
ジョンは開票日前夜、激戦州の1つだったペンシルベニア州で行われたハリス次期副大統領の集会に出席しパフォーマンスを披露したのだが、そんな縁もあってか、その後自身のInstagramでフィラデルフィアが民主主義発祥の地であることに言及し、
「最高のやり方で民主主義を示してくれたフィラデルフィアよ、ありがとう!」
とペンシルベニア州民に感謝の気持ちを綴っている。
のちにウェスト・ハリウッドに繰り出したジョンとクリッシーは車のルーフから姿を覗かせながら、街を行き交う人々と喜びを分かち合う様子をTwitterにアップした。
■マイリー・サイラス
最後までファンに積極的に投票を呼びかけていたマイリー・サイラスは、自身の2009年のヒット曲『Party In the U.S.A.』をBGMにした短い動画をアップ。バイデン氏、ハリス氏、そしてトランプ大統領が登場する賑やかな動画に「さぁ、アメリカはパーっとお祭り騒ぎね!」とコメントを付け、バイデン&ハリス両氏の勝利に歓喜の声をあげた。マイリーはさらにInstagramストーリーでも
「向こう4年間、あなた方のリーダーシップのもとで過ごすことを楽しみにしています。」
と新政権誕生に胸を躍らせている。
■リゾ
選挙当日にInstagramで自身のヌード姿を披露し、人々の度肝を抜いた人気シンガーのリゾ。バイデン氏の勝利が確定した7日には、4分強におよぶ動画をアップし、歴史的瞬間に立ち会うことができた喜びを明かしている。感情が高ぶるあまり、はじめの25秒ほどは言葉を発することができず、一筋の涙が頬をつたう。その後「1000年という長き月日にも感じられた、4年間の(トランプ)政権はおしまい」「白人至上主義がこれ以上容認されることはない」とトランプ政権の終わりへの安堵を口にした。またジャマイカ系移民の父、インド系移民の母を持つ初の有色女性副大統領の誕生にも「ものすごくワクワクしている」と興奮を明かしている。
リゾのこの動画は現在370万回超の再生回数を記録中で、その後いつものリゾらしい豪快な笑いとともにジェットスキーにまたがり「さようなら、ビッチ!」と言い放つ爽快な動画の方も、すでに290万回以上再生されている。
トランプ大統領の終焉と新たな歴史の幕開けに歓喜するアメリカ。ハリウッドにおける“バイデン&ハリス・フィーバー”はしばらく続きそうである。
Had no choice but to throw a party for 1 #comeonbostonletsparty pic.twitter.com/qvSEVip0Mh
— Jennifer Lawrence – Represent.Us (@JLawrence_RepUs) November 7, 2020
画像3、5枚目は『chrissy teigen 2020年11月7日付Instagram』『Lizzo 2020年11月7日付Instagram「Let’s get to work, America」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)