ここ数年、プライベートで数々の悲運に見舞われている歌手のマイリー・サイラス。しかしそんな状況においても、マイリーは「泣いて過ごす時間はあまりなかった」という。今月2日に出演した北欧のトーク番組で明かした、マイリーのトラウマを乗り越えるプロセスが興味深い。
若干13歳でディズニーチャンネルの秘蔵っ子として活躍し始めたマイリー・サイラスは、その後過激なファッションやパフォーマンスで世間を驚かせた時期を経て、落ち着いた大人へと成長した。人生の半分以上の時間をショービジネスに捧げ、現在もその第一線を走り続けながら、まもなく28歳の誕生日を迎えようとしている。
いつも明るく元気いっぱいのイメージが先行しがちなマイリーだが、ここ数年はプライベートで数々の悲運が続いている。2018年11月には、米カリフォルニア州で発生した山火事「Woolsey Fire(ウールジー・ファイアー)」により愛するマリブの街で自宅を焼失してしまった。この時ともに街の復興に尽力した長年のパートナー、リアム・ヘムズワースとはのちに結婚するも、わずか8か月で破局。紆余曲折を経ながらともに10年を歩んだリアムとのあっけないエンディングは、世間を大いに驚かせた。その後リアリティースターのケイトリン・カーターや豪出身シンガーのコーディー・シンプソンと交際するも、いずれも破局を迎えている。
このように数々の辛い出来事が続くマイリーをさらなる悲劇が襲ったのはコーディーとの破局直後、今年8月末のことだった。母方の祖母ロレッタ・フィンリーさんが85歳で亡くなったのだ。心から敬愛していた祖母の死に際しマイリーは、