米出身の人気シンガー兼ラッパーのリゾ(Lizzo)が、このほど「TikTok」に自身のワークアウト動画を公開した。日頃からプラスサイズの体型をネタにされることが多いリゾだが、そんな“ファットシェイマー”達に向けて放ったポジティブかつ爽快なメッセージが話題を集めている。
『トゥルー・ハーツ(Truth Hurts)』『グッド・アズ・ヘル(Good As Hell)』などのヒット曲で、一躍人気シンガー兼ラッパーの仲間入りを果たした米出身アーティストのリゾ。開放感溢れるのびのびとした歌声やフランクな物言いで人気を集めるリゾは、日頃から体型の多様性やありのままの自身の姿を愛することの大切さを呼びかけている。
一昔前までは、ブロンドかつモデルのようなスリム体型のポップスターが時代の象徴ともてはやされていたが、そのようなステレオタイプな“美”の定義にとらわれることなく、自身のぽっちゃり体型を心地よく感じ、
「褐色肌でカーヴィー(曲線美のあるふくよかな体型)、そんな私はパーフェクトでビューティフル」
と高い自己肯定感と幸せオーラを全開させるリゾは、“ボディ・ポジティビティの提唱者”、“ダイバーシティー(多様性)時代のアイコン”として一目を置かれるアーティストでもある。
リゾのInstagramには、ふくよかなボディを潔く披露した水着ショットやセクシーなランジェリーショットなど画像加工ナシのリアルな写真が多数並んでおり、それらには「ありのままの姿をさらけ出してくれてありがとう!」「あなたに勇気をもらった」と称賛の声が集まっている。しかし一方で、ぽっちゃり体型を非難する“ファットシェイマー”達から「痩せろ」「見苦しい姿を見せるな」とバッシングの標的にされることも少なくない。
今年1月には、ダイエットの効果を競い合うコンセプトで人気を博したリアリティ番組『The Biggest Loser』でおなじみのパーソナルトレーナー、ジリアン・マイケルズが“プラスサイズ”の人達がありのままの姿を称える風潮に言及し、