マツコ・デラックスと言えばトークバラエティ番組で繰り出す歯に衣着せぬコメントが持ち味であり、女性アナウンサーやADなどスタッフに高圧的な言葉を浴びせて笑いを取ることもしばしばだ。そんなマツコが、昨今の若者による「パワハラ」の捉え方を知って驚きの声をあげる場面があった。
9月1日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)で「フクロモモンガの世界」を取り上げた時のことだ。ゲストに迎えたペットショップ店員でモモンガ博士の升水翔兵さんは、総合格闘技パンクラスのフライ級暫定王者でもある。
フクロモモンガのおかげで穏やかな性格になったという升水さんが、ペットショップでのエピソードを話した。新人にモモンガの種類の見分け方を聞かれて「そんなの顔を見れば分かるじゃん」と答えたところ、「それパワハラですよ」と指摘されたそうだ。
それを聞いたマツコ・デラックスは「それがパワハラなら、私なんて殺人級だわ!」と動揺を隠せず、慌ててスタジオにいる番組スタッフたちに「ごめんね、みんなね、許してね!」と詫びていた。
実はマツコ、これまでに「パワハラ」の話題で盛り上がったことが少なくない。2018年1月22日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)では、女性編集者から「来年の抱負は?」と聞かれた時のエピソードを明かしている。
マツコは編集者のありきたりな質問が気に入らなかったのか、意地悪に「お前が言ったら答えてやるよ」と返した。しかし女性編集者はマツコの真意を意に介さず「えっ私はですね~」と話し出したので、マツコが「聞きたくねぇよ、テメエの抱負」と言い放ち、絶句させたという。番組MCの相方である村上信五から「パワハラですよ!」と指摘されても、