「友人が病気で苦しんでいる時、自分は何をしてあげることができるか…」―米テキサス州在住の高校生のために今月18日、71人が頭を丸刈りにした。がんで髪を失った友に「君は1人じゃない」と寄り添いサポートするためだった。『InspireMore.com』『ValleyCentral.com』などが伝えている。
米テキサス州のミッション高校でアメリカンフットボール(以下、アメフト)チームに所属するラム・ガルシアさん(Ram Garcia、17)は最近、同州サンアントニオの病院で頭を丸刈りにした。ラムさんは白血病の治療のために入院中で、アメフトができないばかりか高校にも通えていない。頭にバリカンを入れたのは化学療法で髪が抜け始めたためだ。
そんなラムさんを元気づけようと今月18日、ピザレストラン「Brick Fire Pizza」の前にラムさんのクラスメートやアメフトのチームメイト、家族ら約100人が集まった。
これはがんの治療で髪の毛を失った患者に寄り添うため、頭を丸刈りにして寄付を募る「Brave the Shave」というチャリティの一環で、この日は71人がレストラン前に並んだ椅子に座って頭を丸刈りにした。
イベントには同高校最大のライバルチーム「ミッション・ベテランズ高校(Mission Veterans)」のアメフト部の監督や選手も多数参加し、みんなが心を一つにした。
ミッション・ベテランズ高校ヘッドコーチのデイビッド・ギルピンさん(David Gilpin)もそんな1人で、