突然ステージ4のがんの宣告を受け、大好きなソフトボールができなくなった7歳少女。病気と闘う少女が丸刈りにすることを知った友人らは、ひとりでは心細いだろうと自分たちも同じように髪を刈る決意をした。『AZFamily』などが伝えている。
米アリゾナ州マリコパ郡チャンドラー在住のレイトン・アッカルドちゃん(Leighton Accardo)はソフトボールが大好きな7歳の女の子だ。所属する「ピーチーズ」でチームメートと一緒にグラウンドを走り回るのが日課だったが、5月中旬にがんであることが判明し、ソフトボールはしばらくお預けとなってしまった。
実はレイトンちゃんのがんは腹部全体に広がっており、肝臓や肺にも転移しているステージ4で、検査結果が出た翌日には化学療法による治療が始まった。
5月末に2週間の治療を終え一時退院したレイトンちゃんは、胸まで伸びた金髪が全て抜け落ちる前に頭を丸刈りにすることを決意した。そしてレイトンちゃんの決意を知った親友のエミリーちゃんとケイティーちゃん、ソフトボールのチームメートたちはレイトンちゃんが丸刈りになるのなら…と自分たちも一緒に髪を刈ることにしたのだ。
先月28日の少年野球チームの試合後、「レイトンちゃんのために頭を刈ろう(#ShavinforLeighton)」と書かれたボードが掲げられたグラウンドに、レイトンちゃんを慕う友人や保護者、チームメート、コーチらが集まった。大勢の人が見守る中、レイトンちゃんは親友の2人と手をつないで心の準備をし、その時を待った。
レイトンちゃんは『AZFamily』のインタビューに応じ「怖くはないの。今は私の友達がここに一緒にいてくれるからね」と言い微笑むと、