エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】歌の合間に“謎の声”が聞こえる都市伝説 ケツメイシ『歩いてく』を専門家が解析

オフコースの代表曲の1つ『YES-YES-YES』(1982年)で歌の合間に「ねぇ、わたし…」と女性の声が聞こえる。レベッカの9枚目シングル『MOON』(1988年)の表題曲に「先輩~」という謎の声が入っている。そのようなヒット曲の音源にまつわる都市伝説はたくさんある。8月5日放送の教養バラエティ番組『世界の何だコレ!?ミステリー』では、ケツメイシの『歩いてく』に謎の声が入っているという噂の真相を本格的に分析した。

オフコースの『YES-YES-YES』に女性の謎の声が入っているという噂については、小田和正が音楽雑誌で「レコーディングスタジオに来ていた男女のデュオグループの女性に急きょお願いして『ねぇ、わたしのこと…』というセリフを言ってもらった」という趣旨を語っている。果たして『歩いてく』にも何らかの事情があるのだろうか。

ケツメイシのラッパーRyo(画像は『ケツメイシ【公式】 2019年9月14日付Instagram「10/2発売のツアーDVD&Blu-ray「ケツの穴…しまらへん」より「覚悟はいいか」を公開!!」』のスクリーンショット)

ケツメイシの4枚目アルバムCD『ケツノポリス4』(2005年)の収録曲『歩いてく』は、イントロが始まって18秒頃に女の子のような声で「おにいちゃーん」と聞こえるという都市伝説がある。番組で音源を流したところ、そのように聞こえた観覧客からは「えーー」とざわめきが起きた。

実は2015年8月20日放送のラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)の『サカナLOCKS!』で、山口一郎(サカナクション)が「夏の怖い音源」を特集した際にこの『歩いてく』を取り上げている。

山口はケツメイシの『歩いてく』を流して「聞こえましたね」と噂の声を確認すると、

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