2019年下半期にブレイクし、2020年上半期も大活躍している人気YouTuberでお笑いタレントのフワちゃん。数分間の出番となるスタジオ収録のバラエテイ番組では、「ギャーギャーうるさい」「先輩に対するタメ口が不愉快」などネットでは彼女を批判する声が目立っていたものだ。しかし今年2月に放送された『帰れマンデー見っけ隊!!3時間スペシャル』(テレビ朝日系)や、5月に放送された『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)などロケ番組のフワちゃんを見た視聴者からは「ガッツがある!」「どんな時も弱音を吐かず、前向きで明るい」「あれ? 実は敬語使える?」と彼女に対する印象が変わり、ファンになる人が急増している。
“はちゃめちゃ”キャラ先行型だったフワちゃんだが、最近はその人となりを掘り下げようとするトーク番組が増えてきている。20日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)でも彼女がYouTuberを目指す前の大学生時代や、芸能事務所ワタナベエンターテインメント系列のタレント養成所時代のエピソードが紹介された。
フワちゃんは小学2年生から小学4年生まで米ロサンゼルスに住んでいた帰国子女で、東洋大学文学部中国哲学文学科(現・東洋思想文化学科)を卒業している。卒業論文は中国の影響を受けたと言われる芥川龍之介の作品と中国古典文学の違いをテーマにしたそうだ。フワちゃんは「だから哲学極めすぎると、こうなるの!」と胸を張るが、これにMCの加藤浩次は大笑いしていた。
また大学2年生の時にワタナベコメディスクールに入学したフワちゃんは、エンタメ業界で活躍するための技術力やコミュニケーション力を学び、18期生として無事卒業している。劇団ひとりは「えっ! そんなちゃんとした養成所で勉強して、これ?」と驚いていたが、