お笑いコンビ・オードリーの若林正恭(41)がラジオ番組で、自分たちが『M-1グランプリ』に出場したことを知らない若手芸人がいたことに驚いた―と話している。これまでも10代の一般人に知らない人はいたが、さすがに同業者では経験がなかったらしい。
2008年の『M-1グランプリ』で無名だったオードリーが敗者復活から勝ち上がり、決勝1本目のネタで649点というこの日の最高点を叩き出して最終決戦へ進んだ衝撃を覚えている方も多いだろう。最終決戦ではNON STYLEに敗れて準優勝という結果になったが、翌2009年はNON STYLEを凌ぐ大ブレイクをオードリーは果たしたのだ。一通りの人気バラエティ番組にゲスト出演した後、『笑っていいとも!』『スクール革命!』のレギュラーを獲得し、瞬く間に人気お笑い芸人の仲間入りをした。「優勝コンビより2位のほうがブレイクする」というM-1のジンクスに、まさに当てはまったのがオードリーなのである。
7日深夜放送の『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、春日俊彰(41)は「(この番組のリスナーは)昔からね、聴いてる人がそのまま年とってるだけだから」とオードリーがM-1のファイナリストだったことを知らない人はいないだろうと話す。確かに高校生ぐらいだと12年前は幼児なので、オードリーの2人が何がきっかけでブレイクしたのか知らない人がいても不思議ではない。しかし若林正恭によれば、