ザ・ドリフターズのメンバーでタレントの志村けんさんが70歳で亡くなった。3月30日に訃報を受けたコント赤信号のメンバーでタレントのラサール石井は、Twitterに「たった今志村さんの事を呟いたばかりなのに。信じられない。どうすればいいのか」と沈痛な思いを明かしている。彼は志村さんが2006年から主催・主演する舞台演劇『志村魂』で脚本・演出を担当しており、30日の朝に志村けんさんの素晴らしさについてツイートしたばかりだった。
志村けんさんは3月17日から体調不良が続くため訪問診察を受けたところ、20日に重度の肺炎と診断された。都内の病院に緊急入院して新型コロナウイルスの検査を行うと23日に陽性と判明。転院して24日から人工心肺装置による治療を続けていたが、29日の午後11時過ぎに亡くなった。
ラサール石井はまだ訃報を知る前、30日の朝9時過ぎにTwitterを更新。「やはり志村さんは名優だなあ。志村魂で15年以上一緒に芝居を作ってきましたが、本当にお芝居が大好き。そして上手い」と改めて感じ入り、さらに「でもドラマや映画のオファーはずっと断っていた。だから久々の『キネマの天地』だっただけに残念。NHK『エール』に期待します。早く良くなって復帰して下さい。そして志村魂でも」と願っていた。
3月26日には志村さんが主演映画『キネマの神様』の出演を辞退したことが発表された一方で、30日よりスタートしたNHK連続ドラマ『エール』への出演が決まっており、