ツイッターでこのように投稿した。
「今夜、チャリング・クロスで演奏していたら、ポール・マッカートニー本人が私のギターケースにチップを入れてくれた。言葉が出なかった。言いたい言葉はたくさんあったのに、言えたのはたった一言“ありがとう、ポール”だった。マジで気絶しそうだった!」
さらに『抱きしめたい』を歌った際に、ポールが“サムズアップ”したシーンについては「これまでに受けた中で最高のサムズアップだった」と伝えている。
ポールが目の前に現れて気絶するほど感動したというシャーロットさんは、のちに英紙『Evening Standard』に当時の様子をこう語った。
「目の前にいる人が顔を上げると、ポール・マッカートニーだったのよ。正真正銘の本人よ。本当に衝撃だった。だって私はビートルズの大ファンなんだもの。」
「彼らは、これまで多くのミュージシャンに多大なインスピレーションを与えたと思う。ビートルズは究極よ。ポール・マッカートニーが私の前に現れて、ギターケースにコインを入れてくれるなんて。本当に、言葉にならなかった。」
「話すことなんて、とてもできなかった。言いたい言葉が頭の中を駆けめぐったんだけど、言えたのは“ありがとう、ポール”だけだったの。」
ビートルズの大ファンであるシャーロットさんは、ポールに伝えたい言葉が山ほどあったようだ。歌を聴いてくれたポールに対して“ありがとう”のたった一言は理想的ではなかったというが、『抱きしめたい』を歌った彼女にサムズアップしてくれたポールの反応については、次のように話している。
「ポールが立ち去る時、ちょうど次の曲を始めるところだった。『抱きしめたい』を歌い始めて、彼が歩いていくのを見送ったのよ。彼は振り向いて微笑み、両手を高く上げてサムズアップしてくれた。」
「称賛してくれた、と受け止めているわ。ポールにあなたは私のインスピレーションだってことを伝えたかった。これまで彼の歌をたくさん歌ってきた。彼の歌を聴いて育ったし、彼の歌を愛してきた。でもこんな言葉、ポールはこれまでに何百万回も聞いているはずよね。」
「だけど正直に言うと、ポールが私の自作の曲を聴いてくれてコインを入れてくれたってことだけでハッピーなの。そして彼の曲を歌ったこと。まるで音楽で会話をしているようだった。大満足だったわ。」
「誰もがポール・マッカートニーを愛してる。ポールを愛さない人は、彼が音楽界のアイコンだってことを知るべきよ。」
画像2枚目は『Charlotte Campbell 2020年3月2日付Instagram「This is the time of year where I sat down and wrote my song “Songbird”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)