南アフリカのヨハネスブルグにあるO・R・タンボ国際空港で、あわや大惨事となる事故が起こった。男性のポケットに入れていたモバイルバッテリーが突然発火したのだ。火はかなり勢いよく燃え、男性は慌ててズボンを脱ぎ捨てた。『News24』などが伝えている。
ケープタウンに住むルワンド・マシャマレさん(29)は、恋人に会うためヨハネスブルグへやってきた。その際にヨハネスブルグのスモールストリートの露店で売っていたモバイルバッテリーを購入した。露店の商品ということから安価で安全性も怪しいものだが、マシャマレさんによると「見た目は普通のモバイルバッテリー」だったという。購入した夜に、そのモバイルバッテリーを一晩中充電した。
そして翌日、マシャマレさんはO・R・タンボ国際空港で恋人が飛行機のチケットを購入する列に並んでいるのを待っていた。椅子に座っていたマシャマレさんは「ポケットの中がかなり熱かったが、携帯を使っているときも熱くなってくることがあるので、当たり前のこと」と思っていたそうだ。しかしモバイルバッテリーはいきなり発火した。空港の監視カメラを見ると、座っているマシャマレさんのズボンの左ポケットから突然発火、飛び上がる姿が映っている。火の勢いは監視カメラでもはっきりとわかるほど大きく、人々は慌てて彼から離れ、マシャマレさんは火の出ているズボンを大急ぎで脱ぎ捨てた。
のちにマシャマレさんは、