充電中のスマートフォンを使用したために感電死する事故が、世界中であとを絶たない。その多くは入浴中に充電しながらの使用というものだが、ブラジル北東部リアーショ・フリーオで今月18日に17歳の学生が死亡した事故はそうした状況ではなく、充電中のスマートフォンにイヤホンをつなげ音楽を聴いていた際に感電したことが原因と見られている。
ブラジルのニュースサイト『G1 – O portal de notícias da Globo』によると、ルイザ・フェルナンダ・ガマ・ピンヘイロさん(Luiza Fernanda Gama Pinheiro、17歳)は18日午後5時頃、自宅で意識を失って倒れていたところを彼女の祖母が気づき、ルイザさんはすぐに病院へ搬送されたが死亡が確認された。
祖母の話によれば、発見当時のルイザさんは耳にイヤホンをつけたままであったという。また非常に強い電荷が原因で故障したと思われる、充電器に差し込まれたままのスマートフォンが彼女のそばに置かれていたのも同時に見つかった。
さらに医師は、ルイザさんの耳の中でイヤホンが溶けていたことを確認しており、こうした状況からルイザさんはスマートフォンを充電しながらイヤホンで音楽を聴いている最中に感電死したのではないかと見られている。事故当時、雷を伴う暴風が吹き荒れていたという情報もあるが、この天候が事故に影響しているか否かは分かっていない。
浴室での使用や濡れた手で触るなどといった危険な状況ではなく、