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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】背もたれ無しの座席で運行した英航空会社、SNSの“証拠写真”削除を依頼

Twitter上で「#easyjet」とハッシュタグをつけ、国際航空運送協会(IATA)と欧州航空安全機関(EASA)に宛てて次のように投稿した。

「イージージェットがライバルのライアンエアーに勝つために(コスト削減で)背もたれの無い座席を持っています。これはルートンからジュネーヴのフライトです。どうやったらこれ(飛行機)に運行許可が下りるのですか。」

当然のことながら、この写真の座席を懸念するTwitterユーザーが殺到した。にもかかわらずイージージェットは、さらに炎上するようなコメントをマットさんに返した。

「こんにちは。マシューさん(マットさんのTwitter名)、ご忠告をありがとうございます。まずは我々が調査に入る前に、この写真をSNSから削除してもらえますでしょうか。そしてこれに関する情報をダイレクトメールで送ってください。私達はあなたの力となるよう全力を尽くします。」

このイージージェット側の申し入れに対して、マットさんは写真の削除を拒否した。また他のユーザーからも「なんで削除する必要があるの」「写真を削除しろだって? イージージェット恥を知れ!」といった非難が相次いだ。

後にイージージェットでは、EXY98HD便が離陸する前に背もたれの無い座席に座っていた女性が移動できる席は5席もあったと話している。しかしマットさんは、「女性は席を移動できたようだが、いったい満席だったらどうするつもりだったんだろう」ともツイートした。

同社は「座席は修理待ちのため乗客が座ることは許可されていません。乗客の安全が私達の最優先事項です。イージージェットは安全ガイドラインを厳守したうえで旅客機を運行しています」と述べている。

画像は『The Sun 2019年8月6日付「SIT BACK, DON’T RELAX! Easyjet passenger pictured sitting on seat with NO BACK – before airline tries to get snap removed from Twitter」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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