エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】藤井フミヤが語った猿岩石『白い雲のように』のエピソードから『あな番』に繋がる

藤井フミヤはデビュー35周年を記念して10人の演奏家で奏でる全国ツアー『十音楽団』を7月6日よりスタート、9日には都内でニューアルバム『フジイロック』のリリースイベントが開催された。その彼が9日放送の日本テレビ系バラエティ番組『火曜サプライズ2時間SP』でヒロミ、DAIGOと「成城学園アポなし旅!」のロケに挑んだ。

最後に入った韓国料理店ではリラックスして会話も進み、DAIGOが「これだという曲がまだない」と悩みを明かしたところ、藤井フミヤが「代表曲ね! ヒット曲って狙ってもダメ」と持論を話し出す。

彼の体験から、ヒット曲になるかどうかは「時の運」もあり「いくつもの小川のようなラッキーが集まって大河になる時があり、それがヒット曲になる」という。

すると藤井と仲の良いヒロミが「『白い雲のように』もそうでしょ?」と口を挟む。『進め!電波少年』のヒッチハイク企画で一躍人気となった有吉弘行・森脇和成によるお笑いコンビ・猿岩石が1996年12月21日に発売したデビューシングル『白い雲のように』は作詞・作曲を藤井フミヤ・藤井尚之兄弟が担当、秋元康のプロデュースによる楽曲だ。

藤井によると当時、秋元から「猿岩石って知ってるか?」と聞かれ、テレビでいつも見ていると答えたところ「(ヒッチハイクから)帰ってくるから曲書いてくれる?」と依頼されたそうだ。そんなやりとりで書いた楽曲がヒット曲になるのだから分からないものである。

藤井はその頃から書いた曲を秋元に見せて感想を聞いていたようで、

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