お笑いコンビ・オードリーの若林正恭がラジオ番組で、南海キャンディーズの山里亮太と漫才やコントを披露したバラエティ番組『たりないふたり』(2012年)を振り返った。この時期の山里は仕事一筋でラジオのリスナーのためにも結婚は考えず、ひたすら芸に打ち込んでいたという。明け方までネタの打ち合わせをし“反省ノート”を持って帰って行く―そんな山里の後ろ姿が、若林は忘れられないそうだ。
8日深夜放送のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で若林正恭が明かしたところによると、女性と付き合うどころでは無かった『たりないふたり』時代でも山里亮太は女性に優しい“紳士”だったという。一方の若林は、今はそうでもないがかつて「女性=自分のことを否定してくる人」と思い込んでおり、女性には不信感でいっぱいだった。こんな卑屈な感情を持っていれば恋人などできるはずもなく、同じ“モテない”キャラでも山里とは根本的に“女性に対する姿勢”が違っていたと語る。
たとえば『たりないふたり』が放送されていた頃は、CanCamやJJといった女性ファッション雑誌から取材を受けることがあった。その場で雑誌付録のポーチをプレゼントされたのだが、「要らねぇわ」と心の中で思った若林は取材後にそのポーチを置いて部屋から出てしまったという。悪気はなかったが興味もなかったので、持ち帰るのを忘れてしまったらしい。すると山里がポーチを2個抱えて部屋を飛び出し、