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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】幼児2人を轢き殺した女が自殺 遺書に「ごめんなさい。もう耐えられない」(米)

2~3日連絡が取れなかったのを心配して訪ねて来たようだ。寝室で絶命していたブランズのそばには、高コレステロールや高血圧、てんかん発作、心臓病など処方薬の容器があり、短い遺書もあった。捜査にあたったニューヨーク市警察はブランズの遺書について詳細は明かさなかったが、7日になって「ごめんなさい。もうこれ以上耐えられない」「どうか蘇生しようとしないで」といった文書が残されていたことを発表した。

なお、この事故でアビゲイルちゃんの母ラシーさんも負傷したが、ラシーさんは「ラシー・アン・マイルズ」としてブロードウェイで活躍する舞台女優で、2015年にはトニー賞を受賞した経歴の持ち主である。事故当時ラシーさんは妊娠7か月だったが、2か月後の5月11日にお腹の赤ちゃんを失うという二重の悲劇に見舞われた。

ラシーさんの友人は「娘の死を慰めることができる唯一の救いになるはずだったお腹の子まで失ったラシーは、言いようのない悲しみの中にいる。母親になることを喜びとし、家族が増えることを何よりも楽しみにしていた。我が子を失ってしまったことが、彼女を絶望のどん底に突き落とした。あまりにも辛いこのような悲劇からどうすれば立ち直れるというのだろう」と悲しみを吐露した。

このニュースを知った人からは、「運転手は罪の重さに耐えきれなかったんだろうね。運転するなと医師に言われていたのだから、するべきじゃなかったんだ。子供を失った母親の悲しみを思うとやり切れない」「なんという悲劇。子供を失った家族のことを思うと心が痛む」といった声があがっている。

画像は『New York Post 2018年11月7日付「Suicide note from driver charged with mowing down two kids: ‘I can’t do this anymore’」(Gregory P. Mango)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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