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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】犬の唾液から感染症に罹った男性、四肢切断も「今でも犬は好き」(米)

犬が原因で人生を大きく変えられる羽目になるとは予想もしていなかったと言う。

「手足が失われたという事実を受け入れるのは容易ではなく、犬が原因だなんて今でも信じられない気持ちだよ。でも、犬を好きな気持ちは変わらない。」

2週間前に退院したグレッグさんを支える妻のドーンさんは、夫が家に戻って一番にしたことのひとつは、愛犬と寄り添ってアメリカンフットボール(NFL)「Green Bay Packers(グリーン・ベイ・パッカーズ)」の試合を一緒に見ることだった、と10月2日に行われた記者会見で話した。更に、Froedtert&the Medical College of Wisconsinの形成外科医であるパトリック・ヘッティンガー医師は、グレッグさんの前向きな姿勢をこのように称賛した。

「グレッグさんは、私が出会った患者の中で最もポジティブな姿勢を持つ方です。彼からは一生懸命に病と向き合い闘う姿勢が感じられました。この会見においては、彼こそが真のスターといえるでしょう。」

グレッグさんの今後の道のりは決して容易ではなく、回復までには長い時間がかかる。四肢以外にも鼻や上唇の一部が失われてしまったために、来年にわたり段階的に再建手術を受けることになるそうだ。また、切断面の皮膚と傷が癒えれば義肢を装着することになるが、これは2か月以内には可能ということだ。

「再び歩けるようになること。そうすればまた人生を取り戻せる。引きこもりにはなりたくない」と前向きな目標を語るグレッグさんに対し、臨床医学とリハビリ専門のデイヴィッド・デル・トロ医師は「長い道のりではありますが、彼の前向きな熱意と姿勢があるならば、きっとそのゴールを達成することができるでしょう」と話している。

画像は『WNYW(FOX 5) 2018年10月3日付「Man determined to walk again after blood infection from dog」(Fox 6 Now)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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