エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】『アンナチュラル』松重豊演じる神倉所長 「3.11」の体験から願い続けること

今も死を受け入れられずにお骨の引き取りを拒否しているのだ。

久部は「屋敷さん」から「所長に“奥さんのお骨を迎えてあげてください”としつこく言われるので、所長が将棋に勝ったら引き取る約束をした」ことを明かされる。

東日本大震災の体験から神倉所長は「ご遺体の身元を判明させて、家族のもとへ戻してあげたい」と願い努力を続けているのだ。それに気づいた久部は、UDIラボで働く意義を再確認するのだった。

個性の強いUDIラボメンバーたちに振り回されてどこか頼りない神倉所長だが、胸の中では静かな炎を燃やしている。そんな難しい設定を絶妙に演じられるのは松重豊ならではだろう。

画像は『【公式】TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」 2018年3月2日付Twitter「今夜のアンナチュラル。タイトルは『遥かなる我が家』」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

1 2