南アフリカ政府のセンスの悪さは、リオ五輪で南アフリカチームのユニフォームで酷評されていたが、このたび節水キャンペーンの新マスコットキャラクターがやり玉にあげられているようだ。南アフリカメディア『News24』などが伝えている。
1月末、ダムの貯水率が13.5%になる“Day ZERO”が4月あたりになることが発表され、節水に力を入れ始めた南アフリカのケープタウン市民。日々の努力と農場が独自で持っているダムの解放などが成果をもたらし、現在その“Day ZERO”は6月4日まで後退した。しかしここで気を抜いてはいけないと、政府は将来の水資源確保のために企業とコミュニティーが協力するプログラムを立ち上げ、2月15日に発表した。
水衛生省(Department of Water and Sanitation)が主体となった“#SaveWaterアンバサダープログラム”は、ケープタウンをはじめとする南アフリカ全体で枯渇していく水資源を節制していくことを広めるための活動であり、賛同した企業、団体と地方コミュニティーとが連携を図り、ケープタウンに“Day ZERO”が起こらないようにする目的を持っている。
水衛生省は「ミス・アース・南アフリカ(Miss Earth SA)、NPO団体オペレーション南アフリカ(Operarion SA)、南ア最大のホテルチェーンであるTsogo Sun、 南アフリカラグビー・ユニオン(South African Rugby Union)、イスラム司法協議会(Muslim Judicial Council)をはじめとする様々なパートナーと市民が一体となり、水不足を解決するために協力していく。“#SaveWaterアンバサダープログラム”は、様々な部門で水不足解消のイニシアチブを取る存在となるであろう」とツイートしている。
ここで注目を集めたのが、