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カナダのトロントにあるセント・マイケルズ病院の血液学者ミシェル・ショルツバーグ博士(Dr. Michelle Sholzberg)は、今回のケースについてこのように話している。
「出血性障害のあらゆる状態の中でも、このように汗として出血するケースは見たことがありません。断言できます。最も珍しいケースです。この女性については出血性疾患であるとは考えにくく、解剖学的な何らかの欠陥があるのではないかと考えています。それはもしかしたら汗腺そのものの問題なのかもしれません。」
医師や研究者を困惑させたこのイタリアの女性には、心臓や血圧の治療に使われる「プロプラノロール」が処方された後、完治とは言えないが出血が少なくなったという。
画像は『CBC.ca 2017年10月23日付「Sweating blood: bizarre disorder baffles doctors」(CMAJ)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)