義足のランナーオスカー・ピストリウス受刑者が禁錮6年の実刑判決を受けてから1年以上が経過した。静かに刑に服しているピストリウス受刑者だが、ここにきて不穏なニュースが持ち上がった。家族も知らないうちに、ピストリウス受刑者の事件が映画化されたことが発表されたのだ。
米「Lifetime Films」制作の映画タイトルは『オスカー・ピストリウス:ブレードランナー・キラー(Oscar Pistorius: Blade Runner Killer)』。2013年バレンタインの日に、南アフリカの両足義足のスプリンター、オスカー・ピストリウスがガールフレンドだったリーバ・スティーンカンプさんを銃殺したとされる実話をもとにした映画である。
2013年の事件直後にもセレブ主演での映画化が噂されたが、結局実現されることはなかった。
今回は主演のオスカー・ピストリウス役に南アフリカ出身のアンドレアス・ダム、スティーンカンプ役にはモデルとして活躍するトニ・ガーンが抜擢された。11月11日のアメリカでの公開を前に今月2日、その予告編が発表されたが「B級映画」「予告編でさえパッとしない」といった声があがっているもよう。しかも事件関係者の家族から「寝耳に水」と強い抗議があったようだ。