このほどハワード・スターンが、自身のラジオ番組にてドナルド・トランプ氏に言及し「彼が国を指揮するのは、彼にとっても健康的な経験にはならないと思う」と本音を告白。さらに政治的な考え方はずいぶん異なるものの長い付き合いのあるトランプ氏をよく知っているだけに、こうも述べた。

「個人的に、彼が出馬しないことを願っていた。」
「ドナルドにも、こう伝えたよ。君のメンタルヘルスにも害があると思うってね。なぜかって？　それはあの男が人に好かれたがるタイプだからさ。彼は人に愛されたがってる。人に応援してほしいのさ。」

これまでに、トランプ大統領は何度もスターンの番組にも出演。そのような経緯で知った大統領を、スターンは決して嫌いではないという。

「個人的にはドナルドが大好きなんだ。だから彼が大統領選への出馬を決めた時にはショックを受けた。もっと衝撃的だったのは、人々がそれを真面目に受け止めたってことさ。」

また最近では、反トランプ派のセレブ達との確執も話題の大統領だが…？　

「ドナルドはハリウッドを愛しているよ。マジで、マスコミも愛しているのさ。生きがいみたいなものだ。ハリウッドの人達のことも、ドナルドは大好きで親しく付き合いたいと思っている。なのにこんなに憎まれてしまって。彼にとって良い状態のはずがない。大統領はみんな、ホワイトハウスを去るまでに白髪頭になるだろ。あれにはちゃんと理由があるのさ。」

強気の姿勢を誇示し、批判や中傷をものともしない“強い大統領の姿”を貫こうとしているトランプ大統領。しかしそれも表向きの顔で、実は抗議デモや誹謗中傷には人としておおいに傷ついている可能性は高い。それでも強行姿勢を崩さず国際的にも批判されている彼に、外交・国政面で適切なアドバイスを与えることのできるブレーンが実際にいるのかなど、国民の不安は大きい。

出典：https://www.instagram.com/whitehouse
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）