イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】マライア・キャリー 大晦日の最悪ステージは視聴率アップを狙った主催サイドの“陰謀”か

昨年の締めくくりにニューヨークの大晦日ライブに登場しヒット曲を披露するはずだったマライア・キャリーが、バックアップコーラスが聞こえなくなるというトラブルに驚きステージでこう呟いた。

「この歌(『Emotions』)のサウンドチェックはしなかったの。だからこれだけは言っておくわ。これはナンバーワンになった曲よ。そういうこと、お分かり?」
「ええっと、とにかく良いお年を! 私達にサウンドが届いていないの。でもなんとかこの瞬間を乗り切りましょう。」

しかしこのトラブルに苛立ったマライアは、ステージを歩き回り「お願い、モニターをつけてよ」などとクルーに要請する一幕もあった。その後別の曲でようやくパフォーマンスを披露するも、マイクを口から離しても歌が流れ今度は明らかな口パクがバレる始末。この悲惨な展開に激怒したマライアのマネージャーは、その後『Billboard』にこう話している。

「ステージマネージャーには、開始10分前にこう言ったの。耳に入れておくべきイヤーモニターが機能していないって。」
「それからバッテリーを替えてもらったけど、ショーの4分前になっても機能しなかった。マライアにはスタートしたら機能すると伝えてショーを始めたのよ。でもそうはならなかった。だからモニターを外したけれど、群衆の声で音楽が聞こえなくなってしまったの。」

そこでマネージャーは「せめて(時差のある)西海岸での放映は中止してほしい」とABCに要請したが、「ムリ」と拒否されたという。

マライアが失態を晒せば視聴率が上がる―主催側にはそんな思惑もあってマライアをステージに上げたという陰謀説もあるが、プロダクション側は「マライアが失敗するよう仕組んだ」という説を否定し「アーティストを故意に失敗させたりするわけがない」と断言している。ちなみに今回のショーにつき多くのファンは呆れ、「あれは一体何だったんだ」「自分が見たものが信じられない」などとSNSに書き込む始末。マライアはこの日のために休暇も切り上げていたというが、締めくくりのショーは決して満足のいく内容で終えることはできなかった。

出典:https://www.instagram.com/mariahcarey
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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