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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】今にムスリム系だらけに!? 英国で今年誕生の男児、命名第2位は「ムハメド」

2016年にイギリスで誕生した赤ちゃんたち。その命名状況がこのほど明らかになった。注目すべきは男児の名におけるムスリム系の台頭である。ジェームズ、ジャックなどが人気であったのは少し前までの話。2016年の1位は「オリバー」だが、2位はムスリムの人々が好んで息子につける「ムハメド(Muhammed)」であったそうだ。圏外には読み方が微妙に違うモハメド、モハマド、ムハンメド、モハンメド、ムハマドなども登場するのであろう。

以下がイギリスで今年誕生した赤ちゃんの男女別の命名トップ10(多い順)である。

■女の子
オリビア
リリー
ソフィア
エミリー
アメリア
アヴァ
イスラ
イザベラ
イザベル
ソフィー

■男の子の名前
オリバー
ムハメド
ノア
ハリー
ジャック
チャーリー
ジェイコブ
ジョージ
イーサン
ヘンリー

ロンドンで今年5月、初のムスリム市長が誕生した。野党・労働党の下院議員サディク・カーン氏が与党・保守党のザック・ゴールドスミス下院議員を破ったのだ。その記憶も新しい中、この今年誕生した赤ちゃんはムハメド君だらけという現象に頭を抱える白人は多い。だがカーン氏はバスの運転手を父に持ち、公立の学校からノースロンドン大学の法学部に進んで人権派弁護士となった苦労屋である。ムスリム系移民の中にも向学心のある努力家は多く、彼のその生き様、サクセスストーリーは多くのムスリム系移民に希望を与えている。

ちなみにヨーロッパ各国におけるムスリムの人口は多い順にフランス、ドイツ、イギリス、イタリア、スペインとなり、国全体におしなべると多くても10%だが、市町村による偏りは大きく住民はムスリムだらけという所も多い。「のっとられる」と苛立つより共存の道を探るべき時代になっていることは間違いないようだ。

出典:https://www.thesun.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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