問題の動画の中で、ニッキー・ミナージュのカメラをじっと見据えているのは中年らしき女性。片手に煙草を、もう一方の手に飲み物を持つこの女性はニッキーに撮影されることを嫌がり、このように声をあげている。
「あんたの助けなんか要らない。」
だがニッキーには聞き取れなかったらしく、「なんて言ったの?」「こっちへ来なさいよ!」としつこく話しかけている。これに女性はさらに苛立ち「あっちに行け」と怒鳴り散らしているが、ニッキーは諦めず「私が何をしたっていうのよ」と笑いながら問いかける始末。さらに「ステキよ、お話しできない?」とも声をかけているが、女性は嫌そうな顔をしてその場を立ち去った。
ちなみに問題の動画が撮影されたマイアミビーチで暮らすファンによると、この女性は精神疾患を抱えているそうだ。ファンもさすがにこの動画を無断で撮影、公開したニッキーに苛立ち、このようなコメントを書き込んでいる。
「見れば分かるでしょう、この女性は精神疾患を抱えているし撮影されるのを嫌がっているのよ。」
「もし私があなたなら、この動画は削除するわ。」
「女性が可哀想。」
また精神障害者の支援団体からは「ガン患者を笑う人はいないでしょう。精神疾患も他の病気と同じです」というコメントが出されている。さらにTV司会者ウェンディ・ウィリアムズも「これはないわよ、ニッキー。精神疾患についてはもっと繊細にならないと」と話し、一緒にいた人がニッキーを止めるべきだったとも語った。
しかしこれを受けてもなおニッキーは動画を削除しておらず、現時点でも女性の顔を隠さない動画がアップされたまま。ニッキーは本件について、いまだ釈明や謝罪などはしていない。
出典:https://www.instagram.com/nickiminaj
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)