今年、飛行機内で15歳の長男マドックス君と親子喧嘩をしてしまったブラッド・ピット。「暴言、暴力があった」とも噂され当局が虐待疑惑の調査にあたったが、「虐待行為はなかった」という結論に至っていた。しかしアンジェリーナ・ジョリーの態度は頑なで「ブラッドは短気な性格をどうにかしないと駄目」「彼には親権でなく訪問権を与えれば十分」と主張しているという。

そして現在、アンジェリーナのもとで暮らしている6人の子供達も、すっかり母の考え方に染まっている。ブラッドと対面した際に「ダディ」と呼ぼうともせず、動揺したブラッドは対面会場から飛び出す始末であった。「このままでは駄目だ」とブラッドは子供達の共同親権を要求しているが、親子の絆を取り戻すには長い時間と努力が必要になりそうだ。

そのブラッドは今年、アンジェリーナや子供達と感謝祭を過ごすのは諦めたもよう。ある情報筋は米メディア『PEOPLE』に「別々に過ごすようです」とコメントしている。昨年のブラッドは料理の苦手なアンジェリーナに代わって「七面鳥を調理する」と明かし「だって感謝祭だからね」と嬉しそうに語っていたが、離婚を申請され子供達との関係にもヒビが入った今、「今年も仲良く家族で過ごしましょう」という流れにはなりそうにない。

現在のブラッドは「子供達全員がアンジェリーナのもとで暮らす」という暫定的な取り決めに不満を抱いており、「もっと一緒に時間を過ごしたい」と切に願っているのだそう。それゆえに「親権は諦めて訪問権で我慢して」と主張するアンジェリーナに従わない意向だというが、子供達との関係修復は、誰よりも子供達に対して影響力を持つアンジェリーナ次第といえそうだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）