男性、女性のどちらとも結婚歴があり、自身のセクシュアリティについては明言せず「僕は僕。ピートなのさ」と語っていたピート・バーンズ。そんな彼の訃報に大変驚き精神的打撃を受けた「カルチャー・クラブ」のボーイ・ジョージは、「ピートが亡くなったと聞き、泣いています」「彼は素晴らしく、実にエキセントリックな人物でした」「僕の人生において大きな部分を占める人物だったのです」とツイート、さらに「ああ、信じがたいことです」とも書き込んだ。

そのピートだがお金に困っていたらしく、ほぼ一文無しという経済状態だったもよう。ある情報筋は『The Sun』にこう話している。

「本当に悲しい話です。ピートはまったくお金のない状態であの世に逝ってしまった。葬儀費用もないのです。」

そこで元妻らが募金サイトを立ち上げようとしたが、それではピートがあまりにも哀れだという声が浮上。するとこの動きを知ったボーイ・ジョージが、躊躇すらせず「僕に任せて」と救いの手を差し伸べたという。

「そう、ボーイ・ジョージがすぐに全額支払うと申し出たんです。元妻リンさんにも『心配しないで、僕が払うから』と伝えていました。」
「とても寛大な行為です、ボーイ・ジョージらしい行いですよ。」

ピートの葬儀日程や会場はまだ決まっていないもようだが、近くロンドンでとり行われるのではないかと英メディアは伝えている。80年代の音楽シーンを沸かせたミュージシャン数名が参列するとみられ、それが実現すれば共に業界を盛り上げた仲間達がピートの旅立ちを見守ることになる。

出典：https://twitter.com/peteburnsicon
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）