長男マドックス君とブラッド・ピットが機内で親子喧嘩をしたことを機に、「もうこの人とはやっていけない」として離婚を申請したアンジェリーナ・ジョリー。この動きを「電撃的な離婚決意」と伝えたメディアは多かったが、実はアンジェリーナは何度も離婚を意識していた。結婚した2014年には、このように豪誌に語っていたのだ。
「結婚生活を維持して子供たちを育てていく―これって、大変なことよ。」
しかし子供達のために家庭を維持しようと努力はしていたもようで、「仕事が(家庭生活の)妨げにならないようにしないとね」「家族に負担をかけすぎないようにすること。それが大事だと思う」とも口にしていた。
だがその翌年、2015年にはすでに新婚気分も冷めきっていたもよう。アンジェリーナはブラッドと激しく激突することがあると認め、『The Telegraph』にこう明かしていた。
「どのカップルとも同じよ。私とブラッドは喧嘩もするし、問題もいくつか抱えているの。」
「互いを発狂させてしまう日だってある。距離を置きたいと思う日もね。」
それでも離婚は避けたいと考えていたらしく、アンジェリーナは「ブラッドを愛すること。それが私の仕事」「大きな喧嘩もある。でもそれを乗り越えると関係はグッと強くなるものだから」とも語っていた。
しかしその“仕事”はうまく行かず、次第に喧嘩が増え離れて過ごす時間も増えていったそうだ。そしてついに離婚を申請したアンジェリーナは「親権は私に」と要求し、まさか本当に捨てられるとは思ってもいなかったブラッドはショックのあまり涙に暮れる日々を過ごしたという。
「彼は私の家族なの。愛する人、そしてパートナーだけではなくてね。彼は素晴らしいわ。それに私達は互いにこの良き関係を維持すべく、努力しているのよ。」
そうも明かしていたアンジェリーナだが、波乱の日々を経た結果「努力する気すらも失せた」状態に。そして結婚からわずか2年でアンジェリーナは離婚を決意し、「家族が全て」と語っていたブラッドのもとを去ってしまった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)