レディー・ガガ、デミ・ロヴァートなど多くの人気女性セレブ達が「摂食障害を患っていました」と告白。拒食症、過食症との闘いを明かし話題を集めてきたが、実は多くの男性セレブ達も同じく摂食障害を経験したという。アンジェリーナ・ジョリーとの熱愛・結婚・そして離婚が話題になった俳優ビリー・ボブ・ソーントンも一時メンタル面の問題を抱え、拒食症を患ったと告白している。
摂食障害を公表している4人の男性セレブの証言を、ここでいくつかまとめてご紹介したい。
■ビリー・ボブ・ソーントン
「映画『Uターン』の撮影中に、拒食症になった。」
「正直に言うと、俺はしばらくの間、精神的な問題を抱えていたんだと思う。」
「ついには拒食症になってね。俺に摂食障害だろうなんて言う人達、それに(当時の)恋人にはそれを否定していたんだ。」
結果27キロ近く体重が落ちたというが、その後何キロかは戻り、今の健康状態は良いという。
■エルトン・ジョン
「(過食症につき同じ問題を抱えていた友人ダイアナ妃に)話せてうれしかった。『ああ、君もこんなことをしちゃったのか?』なんて話をしたものさ。」
「ダイアナ妃はこう言っていたよ。『食後にトイレに駆け込むなんて、気まずいわよね』って。そういう話をすると、自分をそんなに悪く思わなくて済む。ちょっとした友愛も大事だね。」
エルトンは過食症、またドラッグ依存という重大な問題を抱え、その後治療を受け回復に向かった。
■ラッセル・ブランド
「14歳の時に過食症になった。」
「食べ方に問題があったし、自傷も繰り返していたんだ。俺の子供時代は孤独で辛いものだったね。」
ケイティ・ペリーの元夫ラッセルは子供の頃から多くの問題を抱え、肥満、強迫性障害、双極性障害、鬱などに悩んだ時期もあるという。ラッセルはその後リハビリ施設に入るも過食症はなかなか治らなかったというが、今は回復しているという。
■デニス・クエイド
「拒食症になり、腕もガリガリになった。プールから自力で出られないほどだったんだ。鏡を見ても、81キロの自分が見えた。実際には62キロちょっとになっていたというのに。」
「何年も食事内容にひどくこだわったよ。何キロカロリーなのか、(食べたら)どれだけ運動しなければならないのか、と考えたものさ。」
映画の役作りで減量したのを機に、拒食症になってしまったというデニス。しかしデニスの問題も深刻化したため、結局は治療を受け回復したという。
女性のみならず多くの男性も患うという摂食障害。その発症時期や原因は様々だが、専門医の診察を受けること、また気長に治療を受けることが回復への鍵になると言われている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)