父親の愛情の薄さに苦しみ、「寂しさゆえにアルコールとドラッグに走った」と告白したことのある歌手エルトン・ジョン。彼が年老いた母につき、「自分の人生には関わらないでほしい人」と語った。
同性婚のお相手デヴィッド・ファーニッシュ氏と、代理母出産で誕生した幼い子を2人育てているエルトン・ジョン。しかし子供達の祖母にあたる母との関係は悪く、『Rolling Stone』誌にこう話している。
「辛いよ。でも正直に言うと、母を恋しくは思わないね。」
「メディアに対して、昨年だったかな、こんな風に言ったんだ。“エルトンがあのクソ野郎(デヴィッド・ファーニッシュ)と結婚してから、話もしていないわ”って。それっきりさ。」
「母を憎んではいない。(経済的には)世話もしてあげている。でも僕の人生にはいてほしくない存在だね。」
また亡き父とも愛ある関係は築けなかったといい、「父が怖かった」「認めてもらおうとビクビクしていたんだ」とコメント。父の死去からずいぶん経つものの、「いまだに認めてもらいたい」という気持ちが消えないという。
現在デヴィッド氏と子育て真っ最中のエルトンは昨年、オックスフォード大学に登場。そこで行ったスピーチでも寂しかった子供時代を振り返り、「自分の子供達には常に“愛している”と伝えてきた」「だから僕達の育児は上出来だと思うし、子供達も愛情をしっかり感じてくれていると思う」と語っていた。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)