『Ice Ice Baby』の大ヒットで一躍世界的なスーパースターになるも、歌手としての人気は続かなかったヴァニラ・アイス(48)。それでも二流の歌手として、また役者やリアリティ番組ホストとして業界で過ごしてきた彼が、飛行機に乗れなかったことに腹を立て空港でブチ切れた。
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港にて飛行機を待っていたヴァニラ・アイスが、予定していたフライトに乗り遅れ激昂。大声で暴言を吐く様子を、偶然そこにいた人物に撮影されてしまった。
その映像を入手した芸能情報サイト『TMZ』は、さっそく公開。その中で、ヴァニラ・アイスはなす術もない空港職員にこのように声を荒らげている。
「誰にも呼ばれなかったぞ。ファイナルコールも何もなかった!」
「俺を搭乗させなかった! 俺は列に並んで座っていたのに、何も言わなかったじゃないか!」
この時点で十分にキレていたヴァニラ・アイスは、居合わせた旅行客による「発着便案内モニターを確認しないと…」というもっともな指摘に反論。「お前からの情報なんていらねえよ!」「忌々しい口を閉じてろ」「職員でもないくせに、だまれ」とまくし立て、周囲の人々をドン引きさせてしまった。
ちなみに映像を撮影した女性曰く、ヴァニラ・アイスは搭乗時間に10分遅れて到着。それにもかかわらず「飛行機に乗れなかった」と言い張り、チケットを職員に投げつけて卑語まで放っていたという。かつてはノリノリのラップとダンスで一世を風靡した彼だが、私生活では短気な性格が災いし時折暴走。過去にはホームレスの男性に銃を向けるなど、常軌を逸した行動で警察沙汰を起こしている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)