今年、カニエ・ウェストは楽曲『Famous』で「テイラー・スウィフトと寝るかも」「俺があのビッチを有名にしてやったからだ」などの言葉を歌詞にした。これにテイラーは猛反発するも、カニエ&キム・カーダシアンは「事前に電話で了承を得ていた」と反論し、実際に電話で話す様子をとらえた映像をキムがネットで公開し大騒動になった。この一連の出来事は、テイラーにとってまさに‟悪夢”。昨年にはあたかも今回の事態を恐れていたかのような発言をしていたことが明らかになった。
キム・カーダシアンのビデオ公開により、実はカニエ・ウェストに歌詞につき打ち明けられ「人に聞かれたらこう言うわ。“事前に電話で歌詞について聞かされていたの。これはジョークだし、関係も良好”ってね。グラミー賞授賞式でもそう言うわ」と答えていたことがバレてしまったテイラー・スウィフト。本人は「ビッチ」という表現については聞かされていないとこれに反発しているが、世間の目は冷ややかになりインスタグラムには「もう犠牲者を演じるのはやめろ」という厳しいコメントが多数書き込まれている。
そのテイラーは、以前より無断で会話を録音される、また映像を隠し撮りされることを懸念していたのだそう。2015年2月に応じたイギリスのラジオインタビューでは、このように胸中を明かしていた。
「部屋に盗聴器をつけられている…常にそんな気がしているの。映像を撮られたり(話を)録音されたりしている気もする。」
「そういう被害妄想を抱えているの。」
しかしカニエから電話があった際、テイラーはうっかり気を許し「(この歌詞は)明らかにジョークだもの、好きに進めて」などとコメント。それを後に公開されてしまった。
現在のテイラーは、勝手に会話を録音した夫妻につき警察に届けを出すことも検討中。「テイラーが会話の録音に気付いていなかった」と法廷で証明できれば、カニエ&キム夫妻に実刑が下される可能性もあると『NYポスト/Page Six』は伝えている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)