元サッカー選手で現在はサッカーコメンテーターやタレントとしても活躍する前園真聖が、鹿児島実業高等学校時代にサッカー大会のパンフレットに載った1枚を公開した。「ゾノや!! めっちゃゾノや!」とフォロワーも驚くほど変わらない面もあるが、今の彼と比較して「どこで人生狂っちゃったんでしょうね~w」と突っ込まずにはおれないようだ。
前園真聖はサッカーの名門・鹿児島実業で1年生からレギュラーとなり、高校選手権に3年連続で出場した。1992年にJリーグ・横浜フリューゲルスに入り、1996年にはアトランタオリンピックに出場した日本代表のキャプテンを務め、グループリーグ初戦で金メダル候補のブラジルから大金星を挙げて“マイアミの奇跡”と呼ばれる。その後もJリーグやブラジル、韓国で活躍するが2005年5月に現役引退を表明、サッカー解説者や少年サッカーの普及促進活動に参加している。
そんななか2013年10月、酒に酔ってタクシー運転手に暴行を加えた容疑で逮捕された。翌日には処分保留で釈放され謝罪会見を行いテレビ番組の出演を自粛する。2014年に『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演して松本人志に飲酒事件をいじられたことによりタレントとしての新たな一面が開花した。
今では“マイアミの奇跡”を知らない若者からも『ワイドナショー』に出るタレントとして人気のある前園真聖。彼が7月27日、『前園真聖 maezono_masakiyo Instagram』へ投稿した高校3年生の時の坊主頭に詰襟姿には「ザ・実業。懐かしいです」「この頃、財布にサインしてもらいました」と感慨に浸ったり「賀来賢人君かと思いました」と意外に感じる人もいれば、パンフレットの“特徴と技術がしっかりしている”に対して「特徴 酒癖が悪い」といじる人まで様々だ。それだけファン層が広がったということだろう。不祥事をあえてネタにすることで前園に新たな道を拓いた。今ある前園真聖の最大の恩人が松本人志であることだけは間違いない。
出典:https://www.instagram.com/maezono_masakiyo
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)