昨年12月にテレビ出演を再開してからも独自のキャラクターで注目を集めるタレント・若槻千夏が16日、都内で開催された映画PRイベントに、元サッカー選手でタレントの前園真聖とともに出席した。若槻が前園の過去をいじり、前園は冷や汗をかいた。
3月25日公開の映画『バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生』公開直前イベントに、若槻千夏と前園真聖が登壇した。2大ヒーロー、バットマンとスーパーマンが戦う同作に前園は「サッカーで言えばカズさんとラモスさんが戦うみたいなもの」、若槻は「日本で言えば、(誰もが知っている)さんまさんとビートたけしさんみたいなもの」とたとえる。「まさかですよね、なんで戦うんですか?」と疑問を呈する若槻に、前園も「なんとか話し合い持てなかったんですかね」と不思議がる。司会者から「前園さんはやっぱり(サッカーで)体を使って戦われるじゃないですか」と促されて、前園は「でもね、いい方向に使えばいいですけど、悪い方向に使うと失敗もしますから、やはり話し合いでね、なんとか」と返答し、若槻は「どうしても話し合いにしたいんですね」と苦笑した。
復帰前はテレビばかり見ていたという若槻は、前園が出演する『ワイドナショー』(フジテレビ)の「ヘビーウォッチャーですからね」と明かし、前園をたじろかせた。同番組で見せる前園の目力ならぬ顔力(かおりき)に若槻が触れると、「若槻さん、僕もね、ちょっといろいろあったんでね、お酒のことでいろいろありました」と2013年に酒に酔って暴行したとされる件を振り返ると、若槻が「なんでしたっけ? 何かありました? お酒の席でですか?」と畳みかけ、前園は「お酒でちょっとごちゃごちゃ揉めたんですけど。私がいけないんです。急に汗かいてきました」と恐縮。「そのあとに素の自分でいこうと思って。それまではなんとなくカッコつけたりしていたんですよ」とそれを契機に自身が変化したことを告白した。若槻は「なんかあったみたいですよ、お酒で」といじりながらも、「乗り越えるって素敵ですね」と前園を称賛した。
過去のことを踏まえてか「俺は戦えないかもしれないですね。まずは話し合いますよ」「(この映画は)大切な人と観てほしい。最後は話し合いでまとまる感じにできないかな」と終始“話し合い”を推奨する前園に、若槻は「話し合い好きですねぇ~、前園さんは」「ずっと話し合いですねー」と半ば呆れ気味だった。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)