毎年『FNS歌謡祭』で、西川貴教がバナナを食べるシーンが恒例となっているのをご存じだろうか。昨年は西川が声優の水樹奈々にバナナを渡すシーンが話題になった。『FNS歌謡祭』と「バナナ」。見る者の頭に「?」を浮かばせる両者の不思議な絡み。実は毎年楽しみにしているファンやタレントがいるそうだ。
12日放送の『新堂本兄弟』(フジテレビ系)で、昨年の『FNS歌謡祭』が話題になった。『FNS歌謡祭』では、なぜか毎年西川貴教がバナナを食べるシーンが登場する。昨年はTHE ALFEEと氷川きよしが「星空のディスタンス」をコラボしている時に、西川をはじめ『新堂本兄弟』のレギュラー陣がバナナを持ったり食べたりしている映像が流れた。これを見た高見沢俊彦は「バナナのディスタンスじゃないんだよ」と怒っていたが、堂本光一は「僕ら的には、一番盛り上がるシーンです!」と語り、『新堂本兄弟』のメンバーにとっては毎年の楽しみになっていることが分かる。
一体なぜ『FNS歌謡祭』と「バナナ」なのか。バナナが出現するきっかけを番組で調べたところ、答えはV6の三宅健にあった。2000年に当時『FNS歌謡祭』の司会を務めていた川端健嗣アナウンサーが、V6の三宅健にバナナを渡したのが「発祥」だそうだ。番組を担当しているきくち伸プロデューサーの、「健にはバナナが似合う!」との勝手な思い込みから始まったらしい。そのきくちプロデューサー曰く、「西川さんは健の次にバナナが似合うから渡すようになった」という。
ちなみに、この一連の流れを見ていた高見沢が「バナナ型ギターを作ろう」と爆弾発言をした。我に返って「カットね」と焦る高見沢だったが、他の出演者たちはすでに乗り気である。少し気が早いが、今年の『FNS歌謡祭』にてバナナ型ギターで演奏するTHE ALFEE・高見沢を見ることができるだろうか。
(TechinsightJapan編集部 瑛里)