2012年に、女優ケイティ・ホームズ(34)より離婚を申請され、それに応じた俳優トム・クルーズ(51)。そんなトムにつき人気ゴシップ誌が「愛娘スリちゃんを捨てた」と報道、これに激怒したトムはその後50ミリオンドル級の訴訟に踏み切り話題となった。5日、トムが正式書類を裁判所に提出、その内容が明らかになった。
人気誌『Life&Style』などによる「トム・クルーズはスリちゃんを捨てた」との報道に憤怒したトムは、弁護士に相談の上で出版社に対する訴訟を起こすことを決意。このほどトムは報道内容を改めて完全否定し、正式文書にてこう状況を説明している。
「僕がスリを“捨てた”という主張はまったくの誤りです。」
「(映画撮影で不在の間も)僕とスリはほぼ毎日電話で話をしていたし、お友達のことや学校のことを定期的に訊ね教えてもらっていました。」
「スリの母親と交わした何通ものメールの内容からも分かるように、僕は“スリを捨てた”と被告に言われた時期も常にスリの生活に関わっていたのです。」
また現在の父娘の関係につきトムはこう記述している。
「娘と一緒にいてやれない時は、娘は僕を恋しく思っているでしょう。僕も彼女を恋しく思います。ですが娘はとてもハッピーだし、僕と娘は素晴らしい関係を維持し電話で楽しく話をしています。」
トムは離婚後もスケジュールを懸命に調整しスリちゃんと会い、クリスマスなど家族が揃うイベント時にも極力スリちゃんとの時間が確保できるようケイティ・ホームズとうまく折り合いをつけてきた。そんな子煩悩なトムにつき「娘を捨てた」と報じ、謝罪も報道撤回も拒否したという出版側。当然トムの怒りは限りなく大きく、今後も強気の姿勢で争うとみられている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)