イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】リル・ウェイン、退院後初のインタビューで「実はてんかん患者」と激白。

激しいけいれん発作を繰り返し、3月中旬に「シーダーズ・サイナイ・メディカルセンター」のICUで6日間緊急治療を受けていたラッパーのリル・ウェイン。退院初のインタビューに応じた。

激しいけいれん発作で意識を失い、3月13日の入院時には極めて危機的な状態であったと言われるリル・ウェイン。彼がこのほど人気ラジオ局「Power 106」にて、退院後初めてとなるインタビューに応じた。なんと「頭はもう夏のツアーのことでいっぱい」と言うではないか。その内容を抜粋でお伝えしてみたい。

■現在の体の具合は
「すでに100%の体調に戻ったよ。実はオレ、元々てんかん患者だったんだ。発作だって一度や二度の話じゃない、数えきれないほど経験した。いちいち皆に報告しなかっただけのことさ。」

生死をさまよったというのは事実
「病院の人たちはそうしたけいれん発作の扱いには慣れているんだけれど、今回のやつは深刻だったらしいね。立て続けに起きた三度のけいれんのせいで、心臓の働きが30%にまで落ちたんだ。特に三度目のけいれんがヤバかったらしい。」

■“麻薬カクテル(sizzurp)”の飲みすぎという説は嘘
「いろいろ書かれていたみたいだけれど、原因はストレスと不眠だよ。オレって疲れがたまると必ず体調が悪くなるんだよね。」

■今後の活動は
「この夏には“2013 America’s Most Wanted Music Festival”を予定しているよ! T.I.とFUTUREが一緒さ。7月9日のアラバマ州バーミンガム公演を皮切りに、9月1日のカリフォルニア州アーバイン公演まで、全米40か所を回るからね。」

10枚目のアルバムとなる『I Am Not a Human Being II』も予定通り26日にリリースされ、意気揚々とツアーの予定を語るウェインにまずは安心した。最後に彼は「オレは絶対に立ち止まらない。いつだって走り続ける。ほら、サツから逃げるのと同じさ」と悪ガキのように笑った。そう、その調子である!

米国のラッパーに関する事件、事故、病気といったニュースをお伝えすることが時々あるが、今回のリル・ウェインの緊急入院ほど人々をやきもきさせた出来事は最近では他にない。「Weezyがいなくなるなんて絶対にイヤ」と誰もが動揺をみせたものである。アーティストとしての彼の魅力、実力、人気を再認識させられた。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)