人気ラッパーのリル・ウェインが、音楽活動をしばらく休止することになった。命を懸けるほど夢中になれる、だが若い今しか出来ない“アレ”に全ての時間を注ぎたいからだそうだ。
リル・ウェイン(29)は1日、ラジオ番組『HOT107.9/Atlanta』とのインタビューで、DJ Dramaとの人気ミックステープ・シリーズ『Dedication』のニューバージョンを発表したら、しばらくヒップホップミュージシャンとしての活動は休止すると発表した。
8か月のムショ暮らしで人生観が変わった? ノー。昨年夏、ミズーリ州のセントルイスで頭を強打して大出血という、あの負傷のダメージが尾を引いている? ノー。人生に何かをなし遂げたという達成感が欲しいとして、彼は真剣にこう語った。
「オレ、自分自身のことを見つめ直していつもこう思っていた。オレって何かをやり遂げたってことがまるでないよなって。いつも、“何かないかな”って次に打ち込めそうなものを探している状態なんだ。でもラップじゃ何か満足できない。燃え尽きたのかなと思うんだ。」
彼は「だってオレ、9月には30歳になるんだぜ!」と、やはり20代最後の焦りを見せる。「若い今しか出来ない、命を懸けてもいいと思うほど大好きなスケートボードに、しばらく専念したいんだ」と闘志をそちらにシフトしたようだ。ちなみにミズーリ州でのその大怪我もスケートボードでの転倒によるもの。頭を強打して左目付近を9針も縫った。それでも「どうしてもやりたい」というのだから、“好きこそものの上手なれ”である。頑張って是非ともナニ者かになって下さい!
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)