先にこちらで、芸能情報サイト『TMZ』による“リル・ウェイン再びのけいれん発作で危篤”というニュースをお伝えした。薬物過剰摂取による急性中毒も疑われる中、レーベルや代理人は“大丈夫です”を繰り返し、情報はかなり錯そうしている。ついにロサンゼルスは日付が変わったが、現在のウェインの状況は…!?
昨年10月、そして今月12日と幾度かにわたりけいれん発作を繰り返していた人気ラッパーのリル・ウェイン(30)は13日、自宅の部屋で意識不明の状態で倒れているところを発見され、再び病院に緊急搬送された。
激しくけいれんするウェインの体内からは鎮痛薬「コデイン」の大量摂取が確認され、3度の強制嘔吐を余儀なくされた上、人工呼吸器を装着。そんな彼を家族が固唾をのんで見守っていると伝えられていた。
しかしその後、ウェインの代理人は『TMZ』の危篤報道を完全否定。「ウェインの命に別状はありません。きちんとした発表をするので、それまでナンセンスなニュースは無視してください」と芸能情報サイト『E!』に告げている。
実はウェイン本人も、Twitterを利用して“大丈夫だよ。心配してくれてありがとう!”とファンへメッセージを発信しており、彼の所属する「Young Money」レーベルのMack Maine やBirdmanも、“ウェインは静かに眠っている”、あるいは“病室で彼と一緒にシラキュース戦を見ているよ”、“さっきよりずっと良くなったようだ”などとツイート。多少内容が揃わない部分もあるが、とにかくウェインの容体が峠を越えたのであれば嬉しい。
ただし、大量に発信された同様のツイートの多くが後に削除されてしまったこと、そしてウェインの母親が飛行機でロサンゼルス入りしたという情報にはやはり心配が残る。またウェインのTwitterアカウントにログインできた者が彼になりすました可能性を指摘するメディアや、今月26日にリリースされるニューアルバムへの注目欲しさから、「お騒がせ」を狙ったのではないかとみる向きも出てきた。
いずれにせよ情報は錯そうしている。ファンは真に彼の身を心配し、音楽仲間を中心にハリウッドのたくさんのセレブが彼に“頑張って! 死なないで!”という励ましのツイートを送ったのだ。朝が来てからでも、ウェインの元気そうな動画メッセージが配信されることに期待してみたい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)