ラッパーのリル・ウェインが、12日にまたしてもけいれん発作を起こして病院に緊急搬送されたことをお伝えしていたが、残念ながら危篤という状態に陥ってしまった。
昨年10月にけいれん発作に見舞われて以来、体調が悪かったとみられるラッパーのリル・ウェイン(30)。今月12日夜にロサンゼルスでミュージック・ビデオの撮影後、さらに激しいけいれん発作を起こして「シーダーズ・サイナイ・メディカルセンター」に担ぎ込まれていた。
彼の様子に密着してきた芸能情報サイト『TMZ』が報じているところによれば、ウェインは翌朝にも退院したが、その数時間後に自分の部屋で倒れているところをボディーガードに発見され、再び緊急搬送されたものの完全に意識不明、けいれんだけが続いていたという。
ウェインは昨年10月、2日間にわたりプライベートジェットの機内でけいれん発作に見舞われ、緊急入院している。また今回の検査において彼が鎮痛薬「コデイン」の大量摂取を図っていたことが確認され、医師らは催吐薬で3度にわたり強制的に吐かせたが、すでに人工呼吸器が必要な状態だそうだ。
現在家族らがウェインに付き添っているが、医師から回復の見込みはないと告げられ、病室には次々と音楽仲間や親族が訪れているとのことだ。
元妻であるTVタレントのトヤ・カーターとなした14歳の娘レジーナ・カーターちゃんが、間もなくウェインが所属する「Young Money」レーベルからソロデビューを果たすこと、そして本人の10枚目のアルバム『アイ・アム・ノット・ア・ヒューマン・ビーイングII』が今月26日にリリースされることを楽しみにしていた中での大変残念なニュースである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)