海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】搭乗前にナッツアレルギーを申告した女性、マスクを渡され機内でアーモンドが配られる(豪)

チーフ客室乗務員は空港にいる責任者に電話で連絡を取ったところ、ローラさんに今回の搭乗を見合わせるように伝えてきたという。ローラさんはこれに納得できず、そのまま搭乗することにした。その代わりに客室乗務員からはマスクを渡された。

しかしながら、ローラさんは「マスクだけでは完全にアレルギー反応は防げない」と主張している。重度のナッツアレルギーはニオイを嗅いだだけでもアナフィラキシーショックを起こし、死に至る場合もある。そのため機内でスライスアーモンドが配られ、乗客がそれを食べ始めた時、彼女は身の危険を感じてトイレに逃げ込んだ。

あまりにも辛い思いをしたローラさんは、マスクをした自分のセルフィーをTwitterに投稿した。これには多くの人からの「カンタス航空の対応には驚いた。ナッツアレルギーは本当に深刻です。今に始まったことじゃないのに」「チケット代を返金してもらうべき、トイレは座席ではない」といったコメントが届いた。

この騒ぎに気付いたカンタス航空からは、後にこのようなコメントがあったという。

「当社はアレルギーを持つ人達について認識しており、特にピーナッツを提供する場を控えるなどの対策を講じていますが、世の中には様々なアレルギーがあるため全ての人のリクエストに応えることは残念ながら不可能です。」
「バスや電車のような公共機関や公共の場所と同じで、完全にナッツの無い環境を保証することはできかねます。」

ローラさんは今後2か月間でカンタス航空を2度利用することになっているが、不安を感じているようだ。なおカンタス航空のスポークスマンは、ローラさんの次のフライトに関しては事前にしっかりと連絡を取ることを約束している。

画像は『The Sun 2019年3月8日付「NUT FAIR Passenger with deadly nut allergy forced to sit in plane toilet because cabin crew insisted on serving almonds」(Credit: TWITTER)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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