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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者ヒアリングで呼吸困難 判事が受診要求を却下して死なせる(米)

裁判所の法廷に現れる者は全員健康であるとは限らない。判事もひとつ病名を聞き得たなら、それが軽いものか重いものかを自己判断せず確認することが必要ではないだろうか。このほど米フロリダ州で、軽微な親子喧嘩により逮捕された50代の母親が裁判所の出廷時に重い病状を呈し、受診の必要性を訴えた。しかし判事は「甘えるな」として退廷を許可せず…。

判事の誤った判断により、容疑者と呼ぶのも気の毒な重病の女性を死なせてしまったのはフロリダ州ブロワード郡の巡回裁判所で、亡くなったのはサンドラ・フェイ・トウィッグスさんという59歳の女性。今月15日、自宅での喧嘩で19歳の娘に引っかき傷を負わせたとして通報され逮捕されていたが、重い喘息と慢性閉塞性肺疾患(COPD)を患っており、17日には車椅子での出廷となった。

そんなトウィッグスさんを待ち受けていたのはメリリー・エーリックさんという66歳の女性判事であった。エーリック判事はトウィッグスさんに対していくつか質問をしたが、答えは1語ずつ途切れ途切れで聞き取りにくく、判事は苛立ちをあらわに。ある時トウィッグスさんは息苦しいため医師の診察を受けたいと申し出たが、判事は叫ぶかのように「あなたの呼吸器医療について議論するために私はここにいるわけではないのですよ」と告げ、

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