夏休みで大変な賑わいを見せている南カリフォルニア。特に家族連れに人気なのはアナハイムの「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」だが、そこで大きなトラブルが発生した。意外なその原因には乗客も驚いているという。

ロサンゼルスの南東に位置するカリフォルニア州オレンジ郡のアナハイム。超人気の娯楽スポットである「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」で3日、15名の客を乗せた“カリフォルニア・スクリーミン（California Screamin’）”というコースターが地上9メートルほどの高さで突然停止。45分間にわたりその状態が続いたことを多数のメディアが伝えている。

消防署から高所作業用バケットトラックが出動し、救助隊員の誘導で乗客は安全に地上に降ろされ、幸いなことに体調不良を起こした者もいない。原因については、コースターが停止するその直前に1人の女性客が小さなバッグを落としていたことから、緊急停止装置のセンサーがそれを感知したためではないかとみられている。

同園でジェットコースターが急停止するトラブルは今シーズンすでに3度目となる。5月には、コースターが動きだしたにもかかわらず1人の乗客がセルフィースティックを伸ばして自撮りを試み、やはり緊急停止となっていた。世界にアミューズメント施設を展開するディズニーリゾートは、昨年あたりから「危険なツール」としてセルフィースティックの持ち込みを各地で禁じるようになっていた。

出典：http://metro.co.uk
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）