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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ハイテンションな犬の尿から覚せい剤反応。飼い主が逮捕(米)

やけにテンションが高く、落ち着きがなかったその犬。獣医は犬の性格というより薬物の影響下であることを疑い、尿検査を行った。そこで覚せい剤が陽性反応を示したことから獣医は飼い主を通報。本人も覚せい剤を自宅で使用していた可能性があり、意図的に犬に薬物を投与したか、犬が自ら口に含んでしまったかなどが厳しく問われるもようだ。

米ジョージア州ジャクソン郡ホスクトンで今月17日、飼い犬を連れて獣医のもとを訪れた男が逮捕された。体調不良というものの犬は非常にテンションが高く、あえぎっぱなしでそわそわと落ち着かない。神経が過敏になっている様子に獣医のケビン・チャップマン氏は覚せい剤の影響下であることを疑い、尿検査を行ったところメタンフェタミンの陽性反応が出たためジャクソン郡保安官事務所に通報した。

米紙『ワシントン・タイムズ』電子版が報じたところによれば、覚せい剤を投与されていた犬はテリアのミックス犬である“リトル・ガイ”。動物保護センターでのケアを経て順調に回復し、里親を探すところだという。飼い主のマーティ・アレン・ロジャース(47)の自宅からは、同じタイプの覚せい剤およびサウスカロライナ州で盗難届が出されていたオートバイが発見されたことから、動物虐待、窃盗を含む複数の罪状で起訴されるもようだ。

覚せい剤を含むドラッグ類は犬の健康を著しく阻害することがある。アメリカで最もその危険と隣り合わせなのは“K9”と呼ばれる警察犬たちで、違法薬物絡みの犯罪の捜査において前面に出ることが多いため、ドラッグを誤って吸い込んでしまう、あるいは犯人に銃で撃たれたりナイフで刺されたりして殉死する例があとを絶たない。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)