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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】「イスラム国(IS)」、英テレサ・メイ内務大臣を名指しで殺害予告。

過激派組織「イスラム国」が、アメリカにいる弟分たちに米軍関係者100名の殺害を命じたとして波紋を広げているが、イギリスの内務大臣も新たにターゲットとして名があがっていることがわかった。

過激なテロ活動を続ける「イスラム国(IS・ISIS・ISIL・Islamic State・ダーイッシュ)」の“ビートルズ”と呼ばれる英国人兵士のひとり、アブ・アブドラ・アル・ブリタニ。彼がシリアの23日午後、Twitterを通じて祖国に潜む弟分らにテレサ・メイ内務大臣(58)の殺害を呼びかけたという情報を、複数の英メディアが伝えている。

「テレサ・メイはデーヴィッド・キャメロン(首相)の愛玩犬のような女、すべてのイスラム教徒の敵だ。二度と口をきけないようにしてやる必要がある。心臓を一突きして殺し、遺体を車の後ろに縛りつけてロンドン市内を引きずり回してやれ」などと、確認されているメッセージはどれも非常に野蛮なものである。

メイ内務大臣はISについて強気な発言を続けており、“シャリア法をどう紐解いてみてもその価値観はわが国と相容れない”、“この国を裏切り、邪悪なイスラム過激派組織に加担するような行為があった者には10年の禁固刑を検討したい”、“この闘いは決着がついたも同然”、“ISの資金調達の術、またISに新たに加わろうとする人間の徹底阻止”といった言葉がISの反感を買ったのではないかと伝えられている。

英国では5月7日に総選挙が行われるが、それに合わせてメイ内務大臣も頻繁に選挙演説に立つ予定であることから、関係者らは一層の警戒感を募らせている。メイ氏は保守党に所属する女性議員で、2010年5月にキャメロン内閣の内務大臣に就任した。

※ 画像はtelegraph.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)