エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】藍井エイル『リスアニ!LIVE-4』で“出落ち”。来年は「スタンドマイクを蹴って回す」

歌手の藍井エイルが、1月26日に開催された『リスアニ!LIVE-4 SUNDAY STAGE』でオープニングを務めた。昨年の同イベントでは転倒してしりもちをついた彼女だったが、リベンジを誓った今回はどうだったのか。情報番組『めざましテレビ』の『リスアニ!LIVE-4』特集では「藍井エイルは昨年のようにしりもちをつくこともなくパフォーマンスできた」と放送されたが、実はハプニングがあったようなのだ。

アニメソングをオリジナルアーティストが生歌で披露する斬新なイベント『リスアニ!LIVE-4』が日本武道館にて1月25日、26日に『SATURDAY STAGE』、『SUNDAY STAGE』として行われた。31日の『めざましテレビ』のエンタメコーナー“ミドリgaマドグチ”では、その『リスアニ!LIVE-4』を特集した。

武道館前で来場者にインタビューしたところ、「普段は生バンドでやらない人たちも、生バンドでやっているので凄い迫力」、「迫力が違います!」と男女とも興奮気味に語っていた。いつもはテレビや音源で聴くアニメソングが生演奏で聴かれるのだから、ファンにとっては夢のようなイベントなのだ。

テレビアニメ『〈物語〉シリーズ』の『アイヲウタエ』などで知られる春奈るなのようにJ-POP風な歌手から、『黒子のバスケ』のエンディングテーマ『カタルリズム』や『WALK』を歌うロックバンド・OLDCODEXなど様々なアーティストがパフォーマンスを繰り広げた。中でも『進撃の巨人』でBGMを担当する澤野弘之のユニット・澤野弘之[nZk]や、2日目に登場した3人組女性ボーカルユニット・Kalafina(『劇場版 空の境界』や『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』の主題歌を担当)は壮大で独特な世界観を出していた。

2日目のオープニングを務めたのが、2ndアルバム『AUBE』のリリースを29日に控えた藍井エイルだ。番組では昨年のイベントで彼女がターンする際に転倒してしりもちをついたシーンを流して、「今年は大丈夫でしょうか?」と紹介。今回は何ごとも無くパフォーマンスを終えて、ステージも成功だったと伝えている。

実は、藍井エイル自身が『藍井エイルオフィシャルブログ「エイルるる♪」』でイベントの翌日、1月27日に「前回は悔しい思いをしたリスアニ!LIVEだったのですが、なんと今回も…出落ちしてしまうという大失態を…」と明かしているのだ。

会場で見ていたファンのコメントによると、『シリウス』のイントロが流れて「エイルちゃんきたぁ!」と彼女の登場を待ったが「本人出てこないから、最初なにかの演出かと思いました」という状況だったらしい。しかし「セトリも最高の曲ばかりでめっちゃ楽しかったです」、「出遅れ以外は2日目先鋒に相応しく会場がいきなりヒートアップ」と盛り上がったことは間違いない。

『めざましテレビ』で歌手のGero(げろ)からインタビューを受けた藍井エイルは、来年も開催される『リスアニ!LIVE』に向けて「スタンドマイクを横から足で“カツーン”と蹴って、クルッと一回転まわしてみたい」と新たなパフォーマンスに意欲を見せている。「あのスキルをなんとか習得したい」とかなり本気だった。

また、Geroが彼女に「サビを歌い終えた時に、そこから1オクターブ上までキーを上げて盛り上げる歌い方をして欲しいな」と希望して、自ら歌ってみせた。藍井エイルは「表情も変えずにそんなハイトーンが出るのが驚きですね」と彼のボーカルに圧倒されていたが、きっと来年の『リスアニ!LIVE-5』ではその歌い方を体得していることだろう。

※画像は、『藍井エイルオフィシャルブログ「エイルるる♪」』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)