1970年代に豪人気TVシリーズ『ポール・ホーガン・ショー（The Paul Hogan Show）』で人気者になった俳優ポール・ホーガン（74）は、映画『クロコダイル・ダンディー』（1986年）で主演し日本でも大人気を博した。同映画で共演した女優リンダ・コズラウスキー（55）とは1990年に結婚したが、その関係はついに破たんしたもよう。リンダは10月9日にロサンゼルス郡上級裁判所に離婚申請書類を提出したが、理由は「和解し難い不和」であった。

映画『クロコダイル・ダンディー』の世界的大ヒットにより、一躍グローバルな人気を誇るトップセレブとなった豪俳優ポール・ホーガン。彼は1958年に最初の結婚をし、5人の子供に恵まれるも離婚。その直後に同じ女性と再婚したものの再離婚し、同映画で共演した美人女優リンダ・コズラウスキーと結婚した。

それから23年、今年も仲の良い姿で公の場に姿を現すことがあったというのに、ポール＆リンダの“おしどり夫婦”の関係も破たんし、先月より別居をスタートさせていた。2人の間にはチャンス君という15歳の息子もいるが、全てを考慮しても結婚生活の維持は困難との結論に至り、離婚を決意したようだ。

リンダは離婚を申請するにあたり、かなりの資産家であるポールから今後の扶養料、チャンス君の養育費、財産分与などに加え、弁護士費用の支払いも要求している。74歳にして妻と息子、そして財産の一部を失うことになったポールだが、2人は友好的に別れを決めたという。ちなみにリンダは“ホーガン”姓を捨てやり直すとのこと。これら夫妻の決断がチャンス君にとって最善のものであったことを祈りたい。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）