健康マニアの女優グウィネス・パルトロウをはじめ、ジェニファー・アニストン、キルスティン・ダンスト、そしてヴィクトリア・ベッカムらがこぞって最近ハマっているというダイエット本がある。果たしてそのダイエット本の中身とは…？

ファッションアイコンであるヴィクトリア・ベッカム（38）が先日自身のツイッターで「大好き！」と言ったことで注目を集めているのが『Honestly Healthy』という名のダイエット本。これは、酸性の食事は肝臓や腎臓に負担を与えるような血流を引き起こすことから、大体の食事をアルカリ性の食事にするというもの。すると体内のpH（水素イオン指数）が7.35～7.45の間に保たれ、ダイエット効果はもちろんのこと、活力が増したり、頭痛や心臓病、筋肉痛、不眠症防止など様々な健康効果があるという。

基本ルールは70パーセントの食事をアルカリ性にすることから、でんぷん質を含む穀物や野菜、つまり白米やパスタ、ポテト、そして乳製品、肉や魚、貝類などの酸性の食物に注意しなくてはならない。さらには紅茶、コーヒー、砂糖、甘味飲料、アルコールは厳禁とのことだ。

ちなみに『Honestly Healthy』の気になるレシピは、アーティチョークとバジルのパスタ、ソバの実とシナモンのグラノーラ、カレー味の緑豆とスイートポテトで作るチョコレートブラウニーなど106ものレシピが紹介されている。

著者の一人であり、また女優シエナ・ミラーの義理姉でもあるNatasha Correttさんは、このダイエットを始めてから約12.7キロも減量したという。さらに彼女は『Honestly Healthy』に沿った食事を提供する会社も設立しており、歌手のロビー・ウィリアムスもその美味しさにハマっているのだとか。

マスター・クレンズ・ダイエットやゾーンダイエットにグリーンスムージーダイエットなど、セレブが実践したダイエットは数知れず。果たしてこのアルカリ性ダイエットは今年、ブームとなりうるであろうか。
（TechinsightJapan編集部　ピーリング麻里子）