エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「ヘトヘトの私にご褒美…」。大島優子が憧れのゆずとの対談を笑顔で報告。

AKB48の大島優子が、フォークデュオのゆずと雑誌『Quick Japan』で対談した。ゆずの熱心なファン“ゆずっこ”を以前から公言している大島が、ブログでその件を喜びの表情と共に報告している。対談は東日本大震災後の活動について3人が膝を付き合わせて語ったもので、今後の復興活動について考えさせられる内容となった。

新装刊された雑誌『Quick Japan』の101号で実現したのが“初対談 ゆず×大島優子(AKB48)”の企画だ。大島優子は4月11日にブログ『ゆうらり ゆうこ』で、同誌を手に「ゆずさんとの対談をしました。ヘトヘトの私にご褒美本として読みます」と報告している。

AKBの活動に加えて、ドラマ『カエルの王女さま』の撮影など相変わらず多忙な大島にとって、今回の対談を振り返るのは癒しのひと時となることだろう。

彼女はこれまでにブログやテレビ番組『ミュージックステーション』で、ゆずのファンであることを明かしたほどの熱い“ゆずっこ”なのだ。

だが『僕たちは<震災直前>を生きている。』をテーマとした今回の対談では、大島も“ゆずっこ”は一旦忘れて音楽界に身を置く者同士としてゆずの2人と語り合っている。

ゆずは震災直後に予定していたツアーで、被災地公演は中止を余儀なくされたものの他エリアでは決行している。イベント自粛の風潮や節電が叫ばれる中で、急遽アコースティック中心のライブに変更するなど配慮して行った。彼らは音楽の力で被災地や日本を元気づけようと決断したのである。

また名曲『栄光の架橋』は、ラジオ放送により被災地でも流れて多くの人々を勇気づけた。ライブが可能となった被災地で彼らが同曲を歌うと、涙と共に合唱が起きたことを思い出す。

大島優子もAKB48として被災地訪問を継続しており、彼女自身も震災直後にブログのコメント欄を開放して安否情報を寄せられるようにしたこともあった。

そんな3人が行った今回の対談で、大島優子は憧れのゆずといつの間にか同じ土俵に立っているのだ。誌面で対談を読み返すうちに、彼女もそのことに気づくのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)